自だ連

気体 期待 機体
きたい [危殆][名・形動]きわめてあぶないこと。「危殆に瀕する」
きたい [希代・稀代][名・形動]きわめてまれなこと。きだい。
きたい [奇態・奇体][名・形動]普通とは変わっていて,奇妙な感じを与えること。

じょうはつ [蒸発][名・自サ変]1.液体がその表面から気化すること。また,その現象。2.[俗]いつの間にかその場から姿を消すこと。また,家出などをして行方不明になること。

いえで [家出][名・自サ変]二度と帰らぬ決意で,ひそかに家を抜け出すこと。

しゅっけ [出家][名・自サ変]世俗の生活を捨てて仏門にはいること。また,その人。

ウチを出る 殻を破る ハメを外す 箍を外す

ごめん [御免]1.免許・許可などを,その決定を下す人を敬っていう語。「天下御免」 2.免官・免職などを,その決定を下す人を敬っていう語。「お役御免」 3.拒否・拒絶の気持ちを表す語。「戦争はもう御免だ」
[感]1.謝罪や断りなどをいうときの挨拶の語。2.他家を訪問したり退去したりするときにいう挨拶の語。

お払い箱 すて ふり ステフリ

めんずる [免ずる][他]1.許す。許して義務・責任などを免除する。2.職をやめさせる。免職にする。3.《「…に免じて」の形で》当人や関係者の体面・功労などを考慮して,罪や過失を特に許す。

きょぜつ [拒絶][名・他サ変]相手の頼みや要望をことわること。
きょひ [拒否][名・他サ変]相手の要求・提案などを受け入れないで断ること。
きょひ [許否]許可するか,しないかということ。
きょひ [巨費]巨額の費用。

ひきょ

うけいれる [受け入(容)れる][他]はらいのけることなく,許し入れる。迎え入れる。引き取ったり迎えたりして,部外者などを内に入れる。相手や他人の意見などを認めて,自分の中に取り入れる。

うける [受ける][他]1.落ちてくる物や向かってくる物を手など受け止める。2.受け取る。
3.自然の作用や,他からの作用がみずからの体に及ぶ。4.ある行為がみずからに及ぶ。
5.《「…を受けて(から)…する」の形で》自分に向けられた行為をしっかり受け止めて(から)…する。…に応(こた)えて…する。
6.ある行為に応じる。7.他から与えられる。特に,天から授かる。「この世に生を受けて六〇年」「天から受けた才能」 8.あとを継ぐ。また,系統・血筋などを引く。
[自]好評を得る。

うけ [受け]攻められる側になること。世間の評判。人気。
うけい [右傾][名・自サ変]右に傾くこと。思想が保守的・国粋主義的になること。

せめる [攻める][他]戦争・試合などで,相手を負かそうとして積極的に戦いをしかける。攻撃する。

せめる [責める][他]罪・過失・違約などを取り上げて非難する。とがめる。なじる。しきりに要求する。激しく催促する。苦痛を与える。痛めつける。

せめて[副]満足ではないが,最低限それだけは実現させたい,そうあってほしいという気持ちを表す。不満足ながら,少なくとも。

せめぐ [鬩ぐ][自]互いに争い合う。憎しみ合って争う。

うける [請ける][他]1.保証して工事などを引き受ける。請け負う。2.代金を払ってひきとる。請け出す。

うけおいし [請負師]建築・土木工事の請負を仕事にする人。請負人。

うけざら [受け皿]1.カップなどの下に置き,垂れてくるしずくを受ける皿。2.物事を受け入れる態勢や場所・組織。

うけわたし [受け渡し]1.一方がものを差し出し,他方がそれを受け取ること。2.商取引で,代金とひきかえに品物を渡すこと。

わたし [渡し]1.物などを人に手渡すこと。船で人や荷物を対岸へ運ぶこと。2.また,その船や,その船の着く所。3.船から他の船や岸に移るためにかけ渡した板。あゆみ板。渡り板。

わたし [私][代][一人称の人代名詞]自分を指し示す語。男女ともに使い,一般社会人において最も標準的。


東海 倒壊 倒潰
とうかい [韜晦][名・他サ変]自分の身分・本心・才能などを目だたないようにつつみかくすこと。人の目をくらますこと。

かいとう [解凍][名・他サ変]1.凍ったものをとかすこと。2.コンピューターで,容量を小さくしたファイルをもとの形に戻すこと。展開。伸長。
かいとう [快刀]すばらしくよく切れる刀。「快刀乱麻(らんま)を断つ(=複雑な問題をあざやかに解決するたとえ)」
かいとう [怪盗]神出鬼没で,正体のつかめない盗賊。
かいとう [会頭](規模の大きい)会や組織を統轄し,その代表となる人。
かいとう [回答][名・自他サ変]質問・要求などに対して答えること。また,その答え。
かいとう [解答][名・自サ変]試験の設問や問題点などに答えること。また,その答え。

ビルディング鉄筋コンクリートなどで造られた中・高層の建築物。ビル。

ビルトイン[名・他サ変]組み込むこと。作りつけてあること。

ビール大麦の麦芽にホップ・酵母を加えて発酵させたアルコール飲料。ビア。ビヤ。「麦酒」と当てる。

たてもの [建物]人が住んだり,仕事をしたり,物をしまったりするために造ったもの。建築物。建造物。
けんちく [建築][名・他サ変]建物・橋などをつくること。また,建てられたもの。
けんぞう [建造][名・他サ変]建物・船舶などをつくること。

たおれる [倒(斃・仆)れる][自]1.立っているものが自分の力で支えきれなくなって,横になる。2.ある勢力が敵対者の力に負けて存続できなくなる。くつがえる。3.勝負で相手に打ち負かされる。4.企業が事業を続けられなくなる。倒産する。5.病気になって,床につく。

たおる [手折る][他]花や枝を手で折りとる。

タオル布面に輪奈(わな)を織り出した厚手の綿織物。タオル地。また,それで作った手ぬぐい。
「タオルを投げる(=ボクシングで,その選手のセコンドがリング内にタオルを投げ入れ,負けを認めて試合を放棄すること。転じて,戦意を喪失してあきらめること)」

さじ [匙]小皿状の頭部に柄をつけた形の,液体・粉末などをすくい取る道具。スプーン。
「匙を投げる(=薬を調合するさじを投げ出す意から,医者が患者を見放す。転じて,あきらめて手を引く)」

さじ [些事・瑣事]とるに足らないつまらない事柄。ささいなこと。小事。

サジェスト[名・他サ変]示唆すること。暗示すること。

サジェスチョン示唆。暗示。また,提言。サジェッション。

さじかげん [匙加減]薬を調合するときの分量の程度。料理の味つけのぐあい。人に対する配慮の程度やぐあい。手加減。

さじょう [砂上]砂の上。「砂上の楼閣(=基礎がもろくて長続きしない物事のたとえ。また,実現不可能なことのたとえ)」

さじゅつ [詐術]人をだます手段。

さじん [砂塵]すなぼこり。

なげる [投げる][他]1.手に持っている物を空中にほうる。また,物を手にとって遠くへ飛ばす。2.投げることによって,ある状態を作り出す。「ストライクを投げる」 3.相撲・柔道などで,投げ技をかけて相手の体をほうり出す。4.野球で,投手として一定量の仕事をする。
5.自分の体をほうり出す。また,体をほうり出して自殺する。
6.すべきことを途中で放棄する。また,していることを(途中で)やめる。7.視線やことばが離れた所にまで届くようにする。投げかける。送る。8.物事が他に作用を及ぼして,ある決定的な状態を作り出す。投げかける。

とばす [飛ばす][動][他]1.空中を飛ぶようにする。2.勢いよく空中を移動させる。3.風が吹き飛ばす。4.乗り物を速く走らせる。5.勢いよく空中に飛び散らす。
6.大急ぎで派遣する。7.遠隔地に追いやる。左遷する。8.ある技や動作をすばやくしかける。9.勢いよく(また,遠慮なく)言い放つ。「野次をとばす」
10.情報がすみやかに(また,広く)伝わるようにする。「デマをとばす」 11.蒸発するようにする。12.間を抜く。
《動詞の連用形に付いて》その動作を勢いよく(また,乱暴に)する意を表す。「しかりとばす」

はけん [派遣][名・他サ変]任務を命じて他の地へ行かせること。

破片こわれたもののかけら

はけん [覇権]覇者としての権力。強大な威力によって他を支配する権力。競技などで優勝して得る栄誉。

放棄 ほうき はく はけん はけない はける はかない

はける [捌ける][自]1.水などがとどこおらないで流れる。2.品物などが売りさばかれる。さばける。

はかない [儚い・果敢無い][形]1.もろくて長続きしないさま。束の間に消えていくさま。2.不確かで,あてにならないさま。見込みがなくて,むなしいさま。

はき [覇気]覇者の意気。進んで物事に取り組もうとする意気込み。また,他に打ち勝とうとする強い気持ち。

はき [破棄・破毀][名・他サ変]1.破り捨てること。2.約束などを一方的に取り消すこと。3.上級裁判所が,上訴に理由ありと認めて原判決を取り消すこと。


しんにゅう [之繞]漢字の部首の一つ。しんにょう。

しんにゅう [侵入][名・自サ変]他の領分に不法に入り込むこと。

しんにゅう [浸入][名・自サ変]水などが入り込むこと。

しんにゅう [進入][名・自サ変]人や乗り物がその場所に向かって進み入ること。

しんにゅう [新入]新しく組織や仲間に加わること。また,その人。しんいり。


あたる [当たる・中たる][自]1.ぶつかる。特に,命中する。2.さわる。3.光・熱・風などの作用や天罰があるものに及ぶ。
4.対抗する。対処する。従事する。5.対戦する。6.あたりちらす。7.《「〜にあたって」「〜にあたり」の形で》〜に直面して。〜に際して。8.該当する。9.ぴったり合う。的中する。
10.商売などが成功する。よい結果になる。11.くじや懸賞などで選ばれる。12.飲食物・毒・暑さなどによって体がそこなわれる。13.野球で,打撃が好調である。14.授業で,教師に指名される。当てられる。
[他]1.不明な点を調べ確かめる。2.「剃る」などの忌みことば。
[当たって砕けよ]成功するかどうかわからなくとも,とにかく思い切ってやるだけやってみよということ。当たって砕けろ。
[当たらずといえども遠からず]ぴたり正解ではないが,見当外れではない意。
[当たるも八卦(はっけ)当たらぬも八卦]占いは当たることもあれば当たらないこともあるということ。


はしる [走る・奔る・趨る][自]1.人や動物が足を交互にすばやく動かして移動する。かける。2.乗り物などが進む。また,運行する。3.目的の場所へ急いで行く。急行する。4.急いで行動する。特に,安易な手段での解決を急ぐ。5.忙しく動き回る。東奔西走する。駆けずり回る。飛び回る。
6.逃げ去る。また,逃げてある側につく。7.水などが勢いよく流れる。また,水などが飛び散る。8.投げた球がスピードに乗る。
9.文字・文章などが思いどおりに書ける。10.ある方向や状況に強くかたむく。「悪の道に走る」
11.ある方向に通じている。
12.光・音などが瞬間的に現れて消える。
13.ある感覚・感情などが瞬間的に現れて消える。「肩に痛みが走る」


ホーン クラクション

ほん [本]1.文章・絵・写真などを編集して印刷した紙葉を,ひとまとまりに綴じて装丁したもの。書物。書籍。2.脚本。

きゃくほん [脚本]演劇・映画などのせりふ・動作・舞台装置などを場面ごとに細かく記したもの。台本。ほん。

ほんね [本音]本当の気持ちや考え。また,それを言い表すことば。

ほんい [本意]本当の考え・気持ち。真意。もとからの考え。本来の望み。

ほんもと [本元]おおもと。一番のもと。

ほんきょく [本局]中心となる局。支局・分局などに対していう。

ほんしつ [本質]1.その物事を成り立たせている根本的な性質・要素。その物事の本来の姿。2.哲学で,ある事物をそのものとして規定している不変の性質。


わらう [笑う・嗤う][自]1.うれしさ・おかしさ・楽しさ・照れくささ・軽蔑などの表現として,顔をやわらげたり声を立てたりする。
「鼻でわらう(=せせら笑う)」
「笑う門(かど)には福来たる(=いつもにこにこと笑って暮らす人の家には,自然に幸運がめぐってくる)」
2.《「わらってしまう」などの形で》[俗]あまりのひどさに笑いがひとりでに出てくる。事のばかばかしさなどを軽蔑・嘲笑していう。
3.[俗]ひざががくがくする。
[他]ばかにする。嘲笑する。あざわらう。


はく [吐く][他]1.人が体内のものを口や鼻から外へ出す。2.中にたまったものを外に出す。3.口に出して言う。

とろ [吐露][名・他サ変]心の中で思っていることを隠さずに述べること。

はく [穿く][他]足を通して衣類などを下半身につける。

はく [掃く][他]1.なでるようにして,ほうきなどでごみを払い除く。また,払い除くために寄せ集める。2.掃くことによって,その場をきれいにする。掃き清める。掃除する。3.はけ・筆などで,なでるようにしてさっと塗る。特に,そのようにして眉(まゆ)の形を描いたり整えたりする。
[掃いて捨てるほど]あり余るほどたくさんあることのたとえ。

はく [履く][他]履き物を足につける。

へど [反吐・嘔吐]一度胃に入れたものを吐き戻すこと。げろ。「反吐が出る(=吐きそうになるほど不愉快になる)」

へどもど[副]どうしてよいかわからなくて,まごつくさま。
まごつく[自]不慣れなために,迷ってうろうろする。また,当惑してまごまごする。
まごまご[副]どうしてよいかわからずうろたえるさま。まごつくさま。

のむ [飲む・呑む][他]1.液体を口からのどを通して体内へ流し入れる。また,固形物をかまずに体内に送り込む。2.特に,酒を体内に入れる。飲酒する。3.タバコを吸う。喫煙する。「喫む」とも。
4.高波などが人や人家などを中に取り込む。包み込む。飲み込む。
5.気力で相手を圧倒する。また,相手を軽く見る。
6.相手の要求などを受け入れる。妥協して認める。
7.[慣用句的に]出そうになるものを抑える。こらえる。「息をのむ」「かたずをのむ」「涙をのむ」

あいさつ 相殺 葬祭 総裁

ほうちょう [包丁・庖丁]料理に使う刃物。

訪朝【ほうちょう】北朝鮮を訪問すること。
りょうり [料理][名・他サ変]1.材料に手を加えて食べ物をつくること。また,その食べ物。調理。2.物事をうまく処理すること。

しょり [処理][名・他サ変]物事(特に,問題のある物事)をとりさばいて,きちんと始末をつけること。

さばき [捌き]物事を取り扱うこと。処理すること。

さばき [裁き]事の理非・曲直をはっきりさせること。また,その判断。審判。裁判。

さばく [捌く][他]取り扱いの難しい道具を巧みに使う。入り乱れている物事や難しい仕事などを手際よく処理する。売って処理する。売りさばく。魚・肉などの食材を解体する。

さばく [裁く][他](法律に従って)事の理非・曲直をはっきりさせる。裁判をする。

さばける [捌ける][自]1.入り乱れている物事や難しい仕事などが手際よく処理される。取りさばかれる。2.商品がよく売れる。また,売れてなくなる。はける。3.世事に通じていて物分かりがよい。「彼はさばけた人だ」

さばさば[副]1.小さなことにこだわらず,さっぱりしているさま。さばけているさま。「さばさば(と)した性格の人」 2.いやなことや気がかりなことがなくなって,気持ちがさわやかになるさま。「試験が済んでさばさば(と)した」


ぐ [具]1.ある目的を果たすための手段。2.汁物・まぜご飯などに加える材料。

ぐ [愚]1.おろかなこと。2.自分を謙遜していう語。また,自分に関する物事につけて謙遜を表す語。

ぐうじゃんけんで,握りこぶしの形で表すもの。石。

ぐうかん [偶感]たまたま心に浮かんだ感想。

ぐうい [寓意]他の物事にかこつけて真意を遠回しに表すこと。また,その真意。アレゴリー

ぐうぐう[副]寝息やいびきをかくさま。また,その音を表す語。空腹で腹がなるさま。また,その音を表す語。

ぐうする [寓する][自]仮住まいをする。[他]他の物事にかこつけて,それとなく言う。

ぐうする [遇する][他]人をもてなす。待遇する。

ぐうわ [寓話]教訓的・風刺的内容を擬人化した動物などに託して語る物語。

goo≪略式≫(にかわ・あめなど)べとついたもの.感傷的な言葉,たわごと.

たわごと [戯言]ばかげたことば。ふざけた話。しれごと。
しれもの [痴れ者][古]愚かな者。ばかもの。
しれちれおこれ 痴痴痴(おこしち)

なり [形・態]1.物の形。形状。2.からだつき。体格。3.服装。身なり。
なる [生る][自]草木の実ができる。結実する。みのる。
なる [鳴る][自]1.音がする。2.名声などが広く世間に知られる。

やむ [止む・已む][自]1.続いていた自然現象の動きがとまる。2.続いていた現象・行為・状態などが終わる。
やむ [病む][自他]1.病気になる。病気におかされる。わずらう。2.《「気に病む」「苦に病む」の形で》心を悩ます。心配する。
はらのむし [腹の虫]1.腹の中に寄生する虫。回虫など。2.人の機嫌にかかわる感情を腹中の虫によるものとして言う語。「腹の虫が治まらない(=腹が立って我慢ができない)」 3.空腹時に腹が鳴るのを,腹中の虫が鳴くものとして言う語。


こんじょう [根性]1.その人が生まれつきもっている性質。しょうね。2.あるものにそなわっている特有の性質。「島国根性」 3.物事を成し遂げようとする強い精神力。
こんじょう [懇情]心のこもった親切な心配り。
こんじょう [今生]この世に生きている間。現世。
こんじょう [紺青]明るく鮮やかな藍色。また,その色の顔料。

わる [悪]悪人。悪者。悪童。わるがき。

わるい [悪い][形]1.劣っている。2.幸運などに恵まれていない。3.物事が好ましい状態ではない。4.成績や効率などが好ましくない。
5.人柄・態度,評判などが好ましくない。6.やり方などが下手で,評価できない。7.互いの連絡や関係がうまくいっていない。8.時期や都合が適当でない。
9.《「…に悪い」の形で》好ましくない結果をもたらすさま。10.《「悪くない」の形で》目的にかなってそれなりによい。11.重要な行事を行うのにふさわしくない日である。12.ことばの意味を低く評価して解釈するさま。「悪く言えば出しゃばり」 13.《「悪く」の形で》人物やその行動などを低く評価するさま。「早めに帰るが悪く思うな」 14.道義的に正しくない。悪である。
15.相手に対して,すまないという気持ちを表す語。16.《「悪い(だろう)か」「どうして[なぜ・どこが]悪い(か)」などの形で,反語的に》非難されるいわれはないとして,開き直っていう。
[悪いことは言わない]従うべきいい意見だとして,相手にそれを勧めるときにいう。
[悪い虫が付く]好ましくない交際相手ができる。

あく [悪]道徳や法律などにてらして,悪いこと。

あく [開く・空く・明く][自]1.[開]閉まっていたものが開(ひら)いた状態になる。2.[開・空]穴などの空間ができる。3.[空]器がからになる。
4.[空]占めていたものがなくなって,場所・時間・身体・道具などが使用できる状態になる。5.[空]その地位に誰も就いていない状態になる。6.[開]商店などの業務が始まる。また,その業務が行われる。ひらく。7.[開・空・明]空間的・時間的間隔が生じる。8.[明]目が見えるようになる。9.[明・開]衣服の部分開放された状態にある。

ひらく [開く][自]1.開放した状態になる。開(あ)く。2.畳んでいた物や閉じていた物が広がる。3.固く閉じたものが広がった状態になる。4.接合したり重なり合ったりしていた部分が離れた状態になる。5.その日の業務が始まる。また,引き続き業務を行う。
6.《「瞳孔が開く」の形で》瞳孔が最大限に散大し,光に反応しなくなる。死の認定の一つとする。7.開票される。8.隔たりが大きくなる。9.先のほうが広がっている。
[他]1.開放した状態にする。開(あ)ける。2.畳んでいた物や閉じていた物を広げる。3.ふたや封じ目などを開ける。
4.固く閉じた物が広がる。5.体の部分を開放した状態にする。開(あ)ける。6.足の先のほうが広がるようにする。
7.《「魚を開く」の形で》魚の調理法で,開きにする。8.国(特に,港)を開放して,諸外国が自由に出入りできるようにする。9.《「開かれた…」「開かれている」の形で》特段の制限や統制を設けないさま。開放された。10.新しく仕事を始めるために,ある所に組織の拠点を設ける。開設する。11.新たに国家や王朝を作る。また,新しい宗教・宗派や技芸などの流派を作る。12.《「口座を開く」の形で》銀行と取引を始めるために,明細を記す帳簿を作り設ける。13.会や催しを行う。14.店や事務所がその日の業務を始める。
15.生活に適した空間を得るために未開の地に手を加える。「拓く」とも。16.新しい状況・局面・境地などを作り出す。17.未来のための足がかりとなるものを作り出す。「発展の基礎を開く」 18.《「蒙をひらく」の形で》啓蒙する。「啓く」と書く。
19.《「悟りを開く」の形の形で》悟りの境地に達する。
20.開(あ)ける。広げる。21.校正で,原稿の漢字の部分をかなに改める。


あくしゅ [握手][名・自サ変]1.挨拶や親愛・友好の情を表すしるしとして,互いに手を握りあうこと。2.仲直りすること。また,協力すること。

shake[動](他)振る,振り動かす,ゆさぶる;振り落す,ゆすって落す,振りかける.動揺させる,心をかき乱す;ぐらつかせる,乱す.
(自)揺れる,震動する;震える.振ると落ちる.ぐらつく;揺らぐ,不安定になる.
≪略式≫握手する.《shake hands》(1)握手する.(2)(犬に)お手.《shake up》[他](1)よく振って混ぜる;振って形を直す.(2)(振動で)気分を悪くさせる.(3)≪略式≫奮い立たせる,奮起させる.[名]振ること,ゆすること;握手;震動,動揺;≪主に米略式≫地震.
《give O the (cold) shake》≪米俗≫…をやっかい払いする;…を取り除く.

あくしゅう [悪臭]いやな臭い。不快な臭み。
あくしゅう [悪習]悪い癖や習慣。

しゅうあく [醜悪][名・形動]容姿がみにくいこと。また,心や行いがけがらわしくて不快なこと。

がくしゅう [学習][名・他サ変]1.学び習うこと。特に,学校などで基礎的な知識を系統的に学ぶこと。2.人間も含めた動物が経験を反復することによって環境に適応した行動などを習得していくこと。
がくしゅう [学修][名・他サ変]学問を学んで身につけること。修学。
しゅうがく [修学][名・自サ変]学問を習い,身につけること。
しゅうがく [就学][名・自サ変]学校,特に小学校に入って教育を受けること。

はんたい [反対]1.[形動]物事の位置・方向・順序などが逆の関係にあること。あべこべ。2.一対になっているものの一方。もう一方。3.[自サ変]ある考えややり方などに同意しないこと。また,そのような意見。反対意見。
大半 大部分 いたんは

さんせい [賛成][名・自サ変]議案・人の意見などをよしと認めて支持すること。

さんせい [参政]政治に参加すること。

さんせい [酸性]酸の性質。また,ある物質が酸の性質をもっていること。

さんせいう [酸性雨]大気中の硫黄酸化物・窒素酸化物などが溶け込んだ雨。

正餐 生産 成算 青酸 凄惨 清算 精算 いせんさ

さんしょく [山色]山の色。また,山の景色。

さんしょく [蚕食][名・他サ変]カイコが桑の葉を食うように,片端から他の領域を侵していくこと。

さんしょくすみれ [三色菫]スミレ科の一年草または二年草。サンシキスミレ。パンジー

三色 三食

のぼり [上り・登り・昇り]1.[上・登・昇]低いところから高いところへ移動すること。下から上にあがること。また,その道。2.[上]下流から上流へ移動すること。3.[上]交通機関で,線区または路線区の終点から起点への方向。また,その方向に走る列車やバス。
4.[上]地方から都へ向かうこと。「お上りさん」

くだり [下り]1.高いところから低いところへ移動すること。2.上から下におりること。また,その道。上流から下流へ移動すること。3.交通機関で,線区または路線区の起点から終点への方向。また,その方向に走る列車やバス。4.都から地方へ向かうこと。
くだりざか [下り坂]1.進むにつれて低いほうへ向かう坂。2.盛りを過ぎて衰えていくこと。また,その状態や時期。3.天気が悪くなること。

くだりばら [下り腹]下痢を起こしていること。はらくだし。くだりはら。