辞駄連

はたけ [畑・畠]1.野菜・穀物などを作る耕地。はた。2.専門の分野・領域。 [俗]3.母胎。

はたけ [疥]顔面に丸く,白い粉をふいたような斑点ができる皮膚病。

はたく [叩く][他]1.平たいもので打つ。たたく。2.たたいて払い除く。3.財布を逆さにして中の金をすっかり出す。また,有り金をすっかり出す。出し尽くす。

やさい [野菜]食用として畑などで栽培される植物の総称。青物。蔬菜。

夜祭

あおい [青い・蒼い・碧い][形]1.青の色をしている。2.緑色である。3.青に似た感じの暗い色合いである。4.血の気がなく不健康な感じがする。顔色が悪い。また,恐怖や心配のために血の気のない顔色をしている。5.未熟である。一人前でない。

あお [青・蒼・碧]1.色の三原色の一つで,晴天の空や海のような色。ブルー。シアン。青色。2.同系統の色として,緑色を言う。3.血の気のない顔,月の光,夕もやなどの色合い。4.馬の毛並みが青みがかった黒色であること。また,その馬。青毛。転じて,馬一般を言う。5.青信号。

うま [馬]1.ウマ科の哺乳類。2.脚立。踏み台。3.競馬。4.将棋で,成り角の竜馬(りゅうめ・りゅうま)の通称。また,俗に桂馬(けいま)。5.「付け馬」の略。

うまい [旨い][形]1.飲食物の味がよい。おいしい。2.巧みであるさま。上手だ。手際がいい。3.進み具合がよいさま。おあつらえ向きだ。都合よい。4.利得のあるさま。好条件である。
[旨い汁を吸う]自分は苦労せずに利益だけはきちんと得る。甘い汁を吸う。

しる [汁]1.物の中にふくまれている液体。また,その物からしみ出たり,搾り取ったりした液体。2.すまし汁・みそ汁などの,吸い物。

しる [知る・識る][他]1.物事を知覚したり認識したりする。2.体験を通して物事を感じとる。実感する。また,実地に物事を体験する。3.物事について,情報を得たり知識を持ったりする。4.物事の神髄・本質やその対処法などを十分に理解している。「子を持って知る親の恩」 5.つきあいや面識がある。6.《「…ところを知らない」「…ことを知らない」などの形で》そういう事態が際限なく続く意を表す。7.かかわりあって責任をもつ。関知する。「彼がどうなろうと僕は知らない」

うまうま[副]巧みに。手際よく。まんまと。

はたち [畑地]畑になっている土地。
20サイ
菜ヤ星人
せいじん [成人][名・自サ変]成年に達すること。一人前のおとなになること。

はたらく [働く][自]1.仕事をする。また,生計を立てるために一定の職につく。労働する。2.知的・精神的能力が発揮される。3.機能が発揮される。また,効果・作用が現れる。
[他]よくないことをする。「盗みを働く」

らく [楽]1.[形動]身体や精神に負担がかからないで,安らかであること。また,生活のための苦労がないこと。2.[形動]たやすいこと。簡単なこと。

く [苦]くるしみ。

うんどう [運動][名・自サ変]1.物が動くこと。特に物理学で,物体が時間の経過とともに空間上の位置をかえること。2.体力増進・健康維持などのために,体を動かすこと。3.ある目的を達成するために,活動したり各方面に働きかけたりすること。4.生物体が能動的に起こす動き。

あか [赤・紅・朱]1.三原色の一つで,火や血のような色。マゼンタ。レッド。赤色。2.赤と同系統の色として,茶・橙・桃色などを言う。特に,茶色。「赤犬」 3.[俗]共産主義(者)。社会主義(者)。4.信号。5.校正で,赤字。朱(しゅ)。6.会計で,欠損。「赤字」の略。7.「赤ワイン」の略。8.銅(どう)。9.《「赤の」の形や,名詞に付いて》むき出しで隠すところがない意。全くの。明らかな。「赤の他人」

あかんぼう [赤ん坊]1.生まれて間もない子。赤ちゃん。あかんぼ。2.幼稚・未熟なもの。
ちご稚児

あかはだか [赤裸]1.全くの裸であること。すっぱだか。まっぱだか。赤肌。2.鳥獣が毛や皮をむかれた状態。また,山などの草木がなくなって下地がすっかり現れた状態。

あかはだ [赤肌・赤膚]1.皮がむけて赤くなった肌。2.草木がなく,山の地肌がむきだしになっていること。また,その地肌。

ひとはだ [一肌]《「一肌脱ぐ」の形で》本気になって力を貸す。本腰を入れて援助する。

あかはじ [赤恥]「恥」を強めていう語。ひどい恥。大恥。あかっぱじ。

あかむけ [赤剥け]皮膚がすりむけて赤くなること。また,その傷。

あからさま [明白][形動]包み隠されたところがなく,はっきりと表に現れるさま。あらわ。おおっぴら。

あかるみ [明るみ]1.光が差して明るくなったところ。特に,暗がりの中でほの明るくなったところ。2.表だったところ。公の場所。「事件が明るみに出る」「事件を明るみに出す」

あかす [証す][他]確かであることをはっきりと示す。証明する。証拠立てる。

あかす [明かす][他]1.隠れていた物事などをはっきりと表に出す。明るみに出す。明らかにする。2.(眠らないで)夜を過ごして朝を迎える。

あかず [飽かず・厭かず][連語]飽きることなく,いつまでも。

あかす [飽かす][自]《「〜に飽かして」の形で》満足するまで惜しげもなく使って。〜をいいことにして。

あか [垢]1.汗・脂・ほこりなどが皮膚の上皮細胞と混じってできた汚れ。2.俗世間の汚れ。俗塵。3.水あか。また,湯あか。

あかぬける [垢抜ける][自]洗練されて野暮なところがなくなる。いきですっきりしている。

あく [灰汁]1.灰を水につけて得る上澄みの液。あくじる。2.植物に含まれる渋みのある成分。主成分は炭酸カルシウム。3.肉などを煮たときに煮汁の表面に出る灰色に濁ったもの。4.人やその作品に現れる個性的などぎつさ。
[あくが抜ける]性質・趣味などに嫌みやあくどさがなくなる。洗練される。あか抜けがする。

やぼ [野暮][名・形動]1.世情にうとく,融通がきかないこと。人情の機微がわからないこと。また,その人。2.洗練されていないこと。また,その人。

ださい[形][俗]あかぬけしない。野暮ったい。

やぼう [野望]分不相応な望み。身のほどを知らない大それた望み。

ぼうや [坊や]1.幼い男の子を親しんでいう語。2.世間知らずの若い男性を軽んじていう語。

しろくろ [白黒]1.白と黒。2.写真・映画などで,画面が黒と白の濃淡で表されていること。モノクローム。3.物事の是非。善悪。正と邪。無罪と有罪。4.《「目を白黒させる」の形で》驚いて,または苦しんで,目玉をきょろきょろ動かす。

しろ [白]1.雪・綿・塩などのような色。2.白い碁石(ごいし)。3.何も書き入れてないこと。4.罪を犯していないと認められること。無罪。

くろ [黒]1.墨・木炭などのような色。2.黒い碁石。3.犯罪の容疑があること。

しろい [白い][形]白の色をしている。また,白みがかっている。
[白い歯を見せない]気むずかしく,にこりともしない。
[白い目で見る]冷やかな目つきで見る。白眼視する。

しろめ [白目・白眼]1.眼球の白い部分。2.白い部分の多い目つき。悪意のこもった冷たい目つきなどにいう。白い目。

くろい [黒い][形]1.黒の色をしている。また,黒みを帯びている。2.悪事・不正を感じさせる。

しろうと [素人]1.その事に経験が浅く,未熟な人。また,その事を職業・専門にしていない人。2.水商売を職業にしている人に対して,一般の人。

くろうと [玄人]1.技芸などに熟達し,それを専門としている職業人。くろと。「玄人はだし(=素人なのに,玄人がはだしで逃げ出すほど巧みなこと)」2.芸者・ホステスなど,水商売を職業にしている人。くろと。

しろおび [白帯]柔道・空手・合気道などで,まだ段位をもたない人が用いる白い帯。

くろおび [黒帯]柔道・空手・合気道などで,有段者が用いる黒い帯。また,有段者。

しろっぽい [白っぽい][形]1.白みを帯びているさま。2.[俗]いかにも素人(しろうと)らしい。素人臭い。素人っぽい。

くろっぽい [黒っぽい][形]1.黒みを帯びているさま。2.[俗]いかにも玄人らしいさま。玄人臭い。

しろぼし [白星]1.中を塗りつぶしていない星形または丸形のしるし。2.相撲の星取り表で,勝ちを表す丸形のしるし。

くろぼし [黒星]1.黒くて丸いしるし。2.的の中心の黒い丸。3.ねらいどころ。図星。4.相撲の星取り表で,負けを表す黒丸のしるし。また,負けること。

くろわく [黒枠]死亡通知・死亡広告・死者の写真などを囲む,黒色のわく。また,それで縁どられた死亡通知状など。

しらける [白ける][自]1.色があせて白っぽくなる。2.盛り上がっていた場がきまずくなる。3.興がさめる。興味・関心を失った状態になる。

おもしろい [面白い][形]1.気持ちを引きつけて,飽きさせないさま。楽しい。2.ことさら滑稽にするさま。おかしい。3.興味を引くさま。4.《しばしば否定表現を伴って》満足できる。望ましい状態だ。「株価の動きが面白くない」

つら [面]1.顔。顔つき。2.物の表面。「上(うわ)っ面」


yellow 黄色の;(病気・老齢などで)黄ばんだ;≪しばしば侮蔑≫(顔・皮膚が)黄色の,モンゴル人種の;
臆病な,意気地なしの;<新聞が>扇情的な,センセーショナルな.
黄色;黄色の服;黄色の絵具[染料];卵の黄味;黄色い肌の人.(…を[が])黄色にする[黄色になる];黄ばませる[黄ばむ].

canary [鳥]カナリア.カナリア色.(特にポピュラー音楽の)女性歌手;
密告者.
カナリーダンス.
canary yellowカナリア色.

pink〈1〉桃色,ピンク(色).
極致,きわみ.
[植]ナデシコ(の花);ハナツメクサ.(キツネ狩りの人が着る)深紅色の上着(の服地);キツネ狩りをする人.桃色の,ピンク[淡紅]色の.
左翼がかった.興奮した,喜んだ;ひどく,とても.同性愛の,ホモの.

pink〈2〉(剣・やり・短刀などで)…を刺す,突く.<布など>をぎざぎざに切る.<布・革など>に飾り穴をあける.(剣の先などで)…を少し傷つける.
pink〈3〉(船尾の狭くとがった)帆船.
pink〈4〉<エンジンが>ガタガタ音をたてる.
pinko 左翼がかった人,共産主義者.
pink elephants(酒などによる)幻覚症状.pink-eye 流行性結膜炎,はやり目.

shell-pink 黄色がかった淡桃色(の).
shell 貝殻,(カメ・エビなどの)甲ら,(鳥の卵の)殻,(さなぎなどの)外皮,(豆の)皮,(果物の)殻;貝殻,べっこう.(中身・内容に対する)外観,見せかけ;(建物の)骨組み;(半円形の)音楽堂;(計画の)大要,あらまし.(人の心の)殻,閉ざした心;抜け殻,虚脱状態.砲弾,爆発物;薬莢;シェル.皮[殻,さや]をとる;…を砲撃[爆撃]する;殻で覆う.むける,とれる;はげる.

purple 紫色の;深紅色の.
皇帝の,王の.華麗な;美辞麗句で飾り立てた.
紫色;深紅色.紫色の服;(皇帝・枢機卿などの)紫色の衣服,法衣;(皇帝・枢機卿などの)地位[職];(一般に)高い地位.(…を[が])紫色にする[なる].

cardinal 非常に重要な;主要な,基本的な.深紅色の,緋色の.[カトリ]枢機卿.深紅色,緋色.[鳥]ショウジョウコウカンチョウ.

silver 銀;銀貨;金銭;1ドル硬貨;小銭.銀器;(一般に)食器類.銀色,銀白.銀の,銀製の;銀色の,銀白の;銀のような.
澄んだ,さえた;雄弁な.
銀本位制の.25年目の.銀めっきする,銀をかぶせる;銀色にする[なる].

golden 金色の,山吹色の.金(製)の.金を産する[含む].
(金のように)貴重な,すばらしい;非常に幸運な;みごとな.全盛の,繁栄した;活力にあふれた;とても楽しい.