JIDARE

うえ [上]1.三次元の空間で,ある基準となるものより高いほう。2.《「Aの上」の形で》上方に位置するAの意を表す。「空の上(=機上)から下界を望む」 3.平面上の位置関係で,中心部や基準とする所よりも視線が上がる所。
4.ものの表に出るほう。表面。5.文章で,既述された部分。以上。6.地位・能力・程度・年齢などがまさっていること。
7.《「…の上」の形で》…上(じょう)は。…的には。「仕事の上ではライバルだ」 8.《「…の上に」の形で》物事が成立する場合の,(よって立つ)基盤を表す。9.《多く「…した上で」「…の上で」の形で》(十分に)…した結果として。(きちんと)…したのち。10.《「…した上に」「…な上に」「…の上に」などの形で》さらに事柄が付加される意を表す。…に加えて。11.《「Aの上に(も)A」の形で》程度の甚だしさを強調していう。Aに輪をかけてAだ。限りなくAだ。12.《「かくなる上は」「…する[した]上は」の形で》こうなったからには。こうなった以上は。
[接尾]《目上の人を表す語に付いて》その人に対する敬意を表す。「母上」
[上に立つ]《多く「人の上に立つ」の形で》支配的・指導的立場に立つ。
[上には上がある]最高にすぐれていると思っても,世の中にはさらにすぐれたものがある。
[上を行く]能力・程度などが他にまさる。
[上を下へ]入り乱れて混乱することをいう。

かみ [上]1.流れなどの初めの方。2.時間的に初めの方。ずっと以前。昔。3.物事をいくつかに分けたものの初めの部分。4.ある期間を二つ,または三つに分けた際の前のほう。5.位置の高いところ。6.地位・格式などの高いほう。また,身分・地位の高い人。7.舞台の,客席から見て右のほう。上手(かみて)。8.体の腰から上の部分。都に近い方。
紙 神 髪
かみ [加味][名・他サ変]1.味をつけ加えること。2.あるものに別の要素を添え加えること。
かみ [佳味・嘉味]1.よい味。また,よい味の食べ物。2.よい趣。おもしろみ。

じょうだん [上段]1.上の方の段。2.かみざ。上席。3.書院造りで,床を一段高くしてある座敷。上段の間。4.剣道・槍術などで,刀剣や槍を頭上に振りかざして構えること。また,その型。

じょうだん [冗談]1.人を笑わせようとして,ふざけて言うことば。2.ふざけてすること。

うえ [飢え・餓え・饑え]食べ物がなく,ひどく腹がへった状態(が続くこと)。
すく [空く][自]1.空間を満たしていた人や物がへって,すき間ができる。2.《「腹がすく」「おなかがすく」の形で》空腹になる。腹をすかす。3.《「胸のすく…」の形で》心のつかえがなくなってすっきりする。4.《「手がすく」の形で》するべき仕事がなくなる。ひまができる。手が空(あ)く。
うえる [飢(餓・饑)える][自]1.食べ物がなく,ひどく腹がへる。空腹に苦しむ。2.必要なものが欠けた状態になり,手に入れたいと熱望する。

うえん [迂遠][形動]回りくどいさま。また,すぐには役に立たないさま。

ウエーブ1.波。特に,音波。電波。2.[自サ変]髪の毛などが波形にうねっていること。3.競技場で,多くの観客が連続して立ったり座ったりし,それが波のうねりのように見えるもの。

wave波,波浪;≪詩・文≫(海・湖・川などの)水;海;うねり.[物](光・音・電気などの)波,波動;(気象・温度などの)急激な変動.(頭髪の)ウェーブ,縮れ;波形模様;(地形の)うねり,起伏.(手・ハンカチなどを)振ること;振る合図.[動](自)揺れる,揺れ動く,翻る;波立つ;手[ハンカチなど]を振って合図する,あいさつする;波打つ,うねる,起伏する;<頭髪が>ウェーブしている.(他)<手・旗など>を振る,揺り動かす;翻す;<武器など>を振り回す;…に手[ハンカチなど]を振って(方向などを)合図する;<頭髪>をウェーブさせる,うねらせる;…を波立たせる;<絹布など>に波紋[波形模様]をつける.

ウェブインターネット上に散在する情報を検索・表示するためのシステム。

なみ [波]1.風や振動によって水面に起こる上下運動。また,その運動をくり返している水面。波浪。2.動きや形状が波のようにみえるもの。3.起伏・高低などの変動がくり返されること。また,その変動が周辺に伝わっていくこと。4.媒質の一点に生じた振動や変化が周囲に次々と伝わっていく現象。波動。
[波に乗る]1.時代の風潮に適合する。時流に乗る。2.調子が出る。調子に乗る。

はろう [波浪]波。

ハロー[感]呼びかけ,または軽い挨拶の語。もしもし。やあ。こんにちは。

わかれ [別れ]別れること。別離。死に別れること。死別。

あいさつ [挨拶][自サ変]1.人と会ったときや別れるときに,儀礼的なことばを言ったり,動作をしたりすること。2.会合や儀式などで,改まってお祝いや感謝などのことばを述べること。3.応対。受け答え。返礼。4.[俗]仕返し。
《「ご挨拶」の形で》相手の意外な返答にあきれたとき,皮肉をこめて言う語。

なみうちぎわ [波打ち際]海岸・湖岸の,そこまで波が打ち寄せる所。なみぎわ。なぎさ。

なみよけ [波除け]波を防ぐこと。また,そのための設備。防波堤など。

なみかぜ [波風]1.波と風。また,強い風に吹かれて波が立つこと。2.争いごと。もめごと。3.つらい事柄。

れんさはんのう [連鎖反応]1.一つの反応をきっかけとして,同様の反応が次々にくり返される化学現象。重合反応・爆発反応・核分裂反応など。2.一つの出来事がきっかけとなって,同種の出来事が次々に起こること。
ドミノ

せき [堰]取水や水量の調節のために川の途中や池・湖の流出口などに設けて流れをせき止める構造物。「堰を切る(=おさえられていたものが,どっとあふれ出る)」

しわよせ [皺寄せ][名・他サ変]あることの結果生じた矛盾や不利な条件を未解決のまま他に押しつけること。また,その矛盾や不利な条件。

なみする [蔑する・無みする][他]ないものと考えて無視する。ないがしろにする。

なみだ [涙・泪・涕]1.涙腺から分泌され,眼球をうるおしている透明な液体。悲しみ・感激・苦痛などを感じたときや,外部からの刺激を受けたときに多量に分泌される。2.人間らしい感情。人情。
[涙を呑む]悲しさやくやしさをこらえる。
[涙を振るう]私情や同情を捨てる。

なみだきん [涙金]お情けで与えるわずかな金。特に,これまでの関係を絶つために与える金。なみだがね。

なみだあめ [涙雨]悲しみの涙が化して降るという雨。ほんの少しだけ降る雨。

きる [切る・斬る・伐る][動][他]1.刃物などで物を断ち分ける。2.刃物などで体の一部(に相当するもの)を傷つける。傷を負う。3.刃物で人を傷つける。特に,殺す。
4.閉じているものを開ける。「封を切る」 5.切り込みを入れたりする。6.区切りを入れる。
7.他の人との関係を断つ。「手を切る」 8.機械の働きを止める。オフにする。9.除外する。切り捨てる。10.水の流れが堤や堰を破壊する。11.「切る」ような動作を加えて,ものを作る。「囲炉裏を切る」 12.水分や油気を除く。
13.波や風を立てて勢いよく移動する。14.《「空(くう)を切る」の形で》空中を勢いよく動く。空回りする。15.《「先頭を切る」などの形で》先頭に立って…する意を表す。
16.期限・人数をある範囲内に定める。17.交ぜ合わせる。シャッフルする。18.伝票や小切手などを発行する。19.ハンドル・舵(かじ)を操作して,進む方向を変える。20.物事を始める。「口火を切る」「火蓋を切る」
[自]下回る。割る。
《動詞の連用形に付いて》1.完全に…する。最後まで…する。「使いきる」 2.すっかり…する。「澄みきった空」 3.はっきり…する。きっぱり…する。「後続を振り切る」

きれる [切れる][動][自]1.一続きの物が離れ離れになる。2.傷がついたり裂け目ができたりする。3.破れ損なわれる。
4.つながっていた関係がなくなる。5.続いていたものにすき間や切れ目ができる。6.終わりになる。尽きる。とだえる。7.言葉や文章に区切りや切れ目ができる。8.不通になる。9.止まる。オフになる。
10.蓄えていた物がなくなる。11.有効期間が過ぎる。12.有効な働きがなくなる。13.動力源がなくなる。14.水気(みずけ)がなくなる。
15.トランプ・花札などで,札がよく交ぜ合わされている。16.テニス・卓球などで,打球に特殊な回転が与えられている。
17.ある基準の数値を下回る。18.囲碁で,石がつながらない状態になる。19.進む方向が左右いずれかへ変わる。20.[俗]ぷっつんする。
21.《「息が切れる」の形で》息切れがする。物事が続けられなくなる。死ぬ。事切れる。22.《「しびれがきれる」の形で》しびれる。待ちくたびれる。しびれを切らす。2
3.[「切る」の可能形から](ア)切れ味が鋭い。(イ)頭の働きが鋭い。(ウ)切れがよい。
《動詞の連用形に付いて》1.最後まで…することができる。2.すっかり…することができる。3.はっきり…することができる。

きる [鑽る][他]石と金属を打ち合わせたり木と木をこすり合わせたりして,火を発生させる。

きる [着る][他]1.衣服を身につける。特に,体全体または上半身に身につける。まとう。着用する。2.《「罪を着る」の形で》罪を身に引き受ける。3.《「…を恩に着る」の形で》…を有り難く思う。


した [下]1.基準となるものより低いほう。2.平面上の位置関係で,中心部や基準とする所よりも視線が下がる所。3.おおわれた物の内側。「コートの下にセーターを着る」 4.文章で,これから述べられる部分。以下。次。
5.地位・能力・程度・年齢などが劣っていること。また,その人。6.地位が低く,力・支配の及ぶところ。もと。7.《「…と言う口の下から」の形で》…を宣言したすぐそのあとで。
[下に出る]下手(したて)に出る。
[下にも置かない]丁重なもてなしをいう。下へも置かない。

もと [下・許]1.物の下。また,そのあたり。2.その人のいる所。また,その人やある物事の支配・影響などの及ぶ所。3.《「…のもとに」の形で》…という状態において。「一言のもとにはねつける」

しも [下]1.流れなどの向かう方。2.物事をいくつかに分けたものの終わりの部分。3.ある期間を二つ,または三つに分けた際の後のほう。4.位置の低いところ。5.地位・格式などの低い方。また,身分・地位の低い人。6.舞台の,客席から見て左のほう。下手(しもて)。7.腰から下の部分。8.排泄。大小便。「下の世話」 9.陰部。また,性的で下品なこと。「下ネタ」 10.都に遠い方。「下の村」

チョコレート1.カカオの実を煎ってすりつぶし,砂糖・カカオバター・ミルク・香料などを加えて練り固めた菓子。チョコ。2.ココア。

ちょこざい [猪口才][名・形動]こざかしくて生意気なこと。また,その人。

いのししむしゃ [猪武者]無鉄砲に敵陣に突進するだけの武士。向こう見ずな人。

むてっ‐ぽう【無鉄砲/無手法】[名・形動]《「むてんぽう(無点法)」、または「むてほう(無手法)」の音変化という。「無鉄砲」は当て字》是非や結果を考えずにむやみに行動すること。また、そのさまや、そのような人。むこうみず。

さくし [策士]はかりごとの巧みな人。また,好んではかりごとを用いる人。
さくし [作詞][名・自他サ変]歌曲・歌謡曲などの文句を作ること。
さくし [作詩][名・自他サ変]詩を作ること。詩作。

しんちょう [慎重][名・形動]物事を行うにあたって軽はずみな態度をとらず,注意ぶかいこと。
しんちょう [深長][名・形動]意味などが深くて,含みがあること。
しんちょう [身長]背の高さ。背丈。
しんちょう [新調][名・他サ変]衣服などを新しく作ること。
しんちょう [伸長・伸暢][名・自他サ変]伸びること。また,伸ばすこと。
しんちょう [伸張][名・自他サ変]伸びて広がること。また,伸ばして広げること。

のびのび [延び延び][名・形動]何度も先に延ばされること。期日が遅れて長引くこと。
のびのび [伸び伸び][副]押さえられることなく自由であるさま。また,押さえつけるものがなく,気持ちがゆったりしているさま。

しか [鹿]シカ科の哺乳類の総称。
[鹿を逐(お)う]帝位・政権などを得るために争うこと。中原(ちゅうげん)に鹿を逐う。
[鹿を追う者は山を見ず]利益を追うことに熱中している人はほかのことを顧みなくなることのたとえ。

りえき [利益]事業などによって得る,金銭上のもうけ。利潤。ためになること。得になること。

ちょこんと[副]小さくかしこまっているさま。ちょこなんと。軽く小さな動作をするさま。

ちょこなんと[副]小さくかしこまっているさま。ちょこんと。

ちょこまか[副]落ち着かず,動き回るさま。
ちょこちょこ[副]1.小またで足早に歩いたり走ったりするさま。また,いつも動きまわっていて落ち着かないさま。2.物事を手早く簡単にするさま。3.あまり間をおかずに同じことをくり返すさま。ちょくちょく。4.(あまり間をおかずに)少しずつ行うさま。
こちょこちょ

くすぐる [擽る][他]1.皮膚を軽く刺激して,むずむずして笑いたくなるような感じを起こさせる。2.ある刺激が官能や心の急所にふれて,そわそわした心地よい気分を起こさせる。刺激する。3.演芸などで,ことさらに人を笑わせようとして滑稽なことを言ったりしたりする。

こちょう [胡蝶・蝴蝶][古風な言い方で]チョウ。
超蝶
こちょう [誇張][名・他サ変]実際よりも大げさに表現すること。また,その内容。

ちょうちょう [喋喋][副]よくしゃべるさま。

すう [吸う][他]1.口または鼻から気体を体内に取り入れる。2.(口をすぼめるようにして)吸気とともに液体を口の中に取り入れる。3.あるもの(特に,体の一部)を口に含んで,口の中に引き入れるようにする。
4.機械がごみやほこりなどを空気と一緒に取り込む。吸い込む。5.吸水性のあるものが,みずからの中に水や湿気を取り入れる。吸い込む。また,植物がある作用によって水分や養分を取り入れる。6.磁石が鉄などを引き寄せる。吸い寄せる。

じしゃく [磁石]磁鉄鉱。じせき。鉄を引きつける性質をもつ物体。マグネット。磁針が地磁気によって南北を指す性質を利用した方位測定器。磁気コンパス・磁気羅針盤
てつ [鉄]金属元素の一つ。くろがね。堅固で,容易にゆるがないことを表す。[鉄は熱いうちに打て]柔軟性のある若いうちに鍛えなければならない。また,物事は時機を失せずに行う必要がある。
てつ [轍]車輪の跡。わだち。また,すじみち。「轍を踏む(=前人と同じ失敗をする)」

する [刷る・摺る][他]版木などに墨や絵の具をつけて紙などに当て,こするようにして写し取って,その物を作る。

する [掏る][他]人が身につけている金品を気づかれないように盗み取る。

する [擦(摩・磨・摺・擂)る][他]1.[擦]ある物に他の物を強くふれあわせて動かす。こすりつける。2.[摺]手などを前後にこすり合わせる。3.[摩・磨]ある物の表面に他の物を押しつけて繰り返し動かす。また,そのようにしてある物を作る。「墨を摩る」 4.[擂]すり鉢・石うすなどに入れ,強く押しつけて細かく砕く。「ゴマを擂る(=おもねりへつらう)」 5.[摩]賭け事などで不本意に金を使ってしまう。

めろめろ[形動][俗]しまりがなくなるさま。[副]炎を上げて燃えるさま。めらめら。
めらめら[副]炎を上げて勢いよく燃えるさま。

たれこむ [垂れ込む][他][俗]密告する。

たれる [垂れる][自]1.みずからの重みで,また張りを失って,だらりと下がる。また,一部分が下がった状態で位置する。2.液体がものを伝って流れ落ちる。また,しずくとなってしたたり落ちる。
[他]1.下の方へだらりと下げる。特に,体の部分を下がった状態にする。たらす。「釣り糸を垂れる」 2.体から分泌物を出したり排泄したりする。たらす。3.上の者が下の者に示したり与えたりする。「教訓を垂れる」 4.後世に残す。5.「言う」を卑しめていう語。「くだくだ文句を垂れる」

あき [飽き・厭き]飽きていやになること。

あき [秋]夏の次,冬の前にくる季節。陽暦では九〜十一月,陰暦では七〜九月の三か月。
[秋の日は釣瓶(つるべ)落とし]井戸を滑り落ちる釣瓶のように,秋の日は急速に暮れるということ。釣瓶落としの秋の暮れ。

あき [空き・明き]1.物がつまっていないで,すき間や空白があること。2.座席・ポストなどがふさがっていないこと。3.衣服で,縫い目がつながっていないこと。「明き」と書く。4.時間や物に使う予定がなく,それが宙ぶらりんの状態にあること。

あきす [空き巣]1.鳥のいない巣。2.留守にして不用心になった家。3.留守宅に忍び込んで盗みを働くこと。また,その人。

あく [開く・空く・明く][自]1.[開]閉まっていたものが開(ひら)いた状態になる。2.[開・空]穴などの空間ができる。3.[空]器がからになる。4.[空]占めていたものがなくなって,場所・時間・身体・道具などが使用できる状態になる。5.[空]その地位に誰も就いていない状態になる。6.[開]商店などの業務が始まる。また,その業務が行われる。ひらく。7.[開・空・明]空間的・時間的間隔が生じる。8.[明]目が見えるようになる。9.[明・開]衣服の部分開放された状態にある。

あきる。気が済む。希ガス。気済。
kiss-and-tell[形]暴露した.
ばくろ [暴露・曝露][名・自他サ変]他人の悪事・秘密などをあばいて明るみに出すこと。また,それらが明るみに出ること。
たまごぼーろ

ばくろう [博労・伯楽・馬喰]牛馬の売買や周旋を職業とする人。

ばくろん [駁論][名・他サ変]他人の説を非難し,反対意見を述べること。また,その議論。論駁。

たまご [卵]1.鳥・虫・魚などの雌が産み,発育すると殻・膜を破って孵化(ふか)するもの。2.鶏の卵。鶏卵(けいらん)。3.その道で,まだ修業中の人。

とり [鳥]卵生・恒温の脊椎動物。鳥類。ニワトリ。また,その肉。かしわ。
こけこっこうけっこう
こけ [苔]コケ植物,地衣類・シダ類,ごく小さな種子植物などの総称。
こけ [虚仮]1.仏教で,内心と外見が一致しないこと。いつわり。2.愚かなこと。また,その人。「虚仮も一心(=愚かな人でも一心に物事をすれば立派になしとげられるということ)」「人を虚仮にする(=ばかにする)」
コケティッシュ[形動]色っぽくなまめかしいさま。
こける [転ける][自]1.ころぶ。倒れる。2.芝居などの興行が失敗する。
こける [痩ける][自]やせて肉が落ちる。
こけん [沽券]人の値打ち。体面。「沽券に関わる(=体面や品位にさしつかえる)」
こっこ [国庫]財政権の主体としての国家。
こっこう [国交]国家間の公式の交際・交流。
こつこつ [兀兀][副]地道に努力を続けるさま。
こつこつ[副]かたいものが連続して軽くふれ合うさま。また,その音を表す語。

けっこう [結構]物事の構造や組み立て。
[形動]1.すぐれていて難点がないさま。2.それで満足なさま。さしつかえないさま。3.それ以上は不要であるさま。
[副]予想した以上であるさま。極端ではないが,かなりの程度であるさま。

けっこう [欠航][名・自サ変]定期的に発着している船舶や航空機が運航を取りやめること。

けっこう [血行]血液が体内を循環すること。血のめぐり。

けっこう [決行][名・他サ変]多少の無理があっても,思い切って行うこと。

あきたりない [飽き足りない][連語]十分に満足する気持ちになれない。満足できない。飽き足らない。

あきない [商い]売り買いをすること。商売。売り上げ。売上高。株や通貨の売買。

あきなう [商う][他]品物を売買する。商売をする。

あきなす [秋茄子]秋の末になるナス。実がしまって味がよい。
[秋茄子は嫁に食わすな]秋ナスはおいしい(または,体が冷える,また,種子が少ないので子供に恵まれなくなる)から嫁に食べさせるな。秋なすびは嫁に食わすな。

ナース看護婦。看護師。

なす [生す][他]子を生む。「生さぬ仲」

なす [成す・為す][動][他]1.[為]人がある動作や行動をする。また,物事がある作用をする。2.[為・成]ものや状態を作り出す。「財をなす」 3.[成]特徴をもった形状や模様を作り出す。「門前市を成す」
4.[成]群れやグループを作る。5.[成]物事の構成のしかたを示して認識の内容をいう。「貧困が本事件の背景を成す」 6.[成]不動の名声や地位を確立する。
7.[成]《「用をなす」の形で》機能・役割を果たす。8.[成]《「…となす」の形で》他のものに変える。9.[成]《「…となす」の形で》そうであると認定する。「和を以て貴しとなす」《動詞の連用形に付いて》10.[成]意図して〜する意を表す。ことさらに〜する。「織りなす」

なする [擦る][他]1.ある物をつけようとして物の表面をこする。2.責任などを人に負わせる。

あきらめる [諦める][他]望んだことの実現が不可能だと思って,望みを捨てる。思いを断ち切る。断念する。また,仕方のないことだと知って,その事態を甘んじて受け入れる。受容する。観念する。諦観する。

アキレスけん [アキレス腱]1.ふくらはぎの筋肉をかかとの上の骨に結びつけている腱。2.強い人がもっている唯一の弱点。

あきれる [呆れる・惘れる][自]物事の異常さや言動の非常識さなどに驚いてとまどいを感じる。あっけにとられる。

きせつ [季節]1.一年間を気象の変化に従って分けたときの,それぞれの期間。2.ある物事が集中する時期。シーズン。
きせつ [気節]1.気概があり,節操のかたいこと。2.気候。時候。
きがい [気概]困難にもくじけない盛んな意気。
せっそう [節操]自分の信念・主義・主張をかたく守って変えないこと。みさお
きせつ [既設]すでに設置あるいは建設されていること。

さむい [寒い][形]1.気温や体全体で感じる温度が,適温より低いと感じる。2.《「お寒い」の形で》設備や体制が貧弱なさま。?B《「懐が寒い」の形で》所持金が少ないさま。

ひんじゃく [貧弱][名・形動]1.みすぼらしくて見劣りがすること。2.量や内容が乏しいこと。必要なものを十分に備えていないこと。

あつい [厚い・篤い][形]1.相当の厚みがある。(ア)板状のものの両面の間の幅が大きい。(イ)層状・膜状のものの幅が大きい。2.《「…の壁[障壁]があつい」などの形で》容易に解決できない障害がある。3.《「…層があつい」の形で》そういう人がたくさんいて,たやすく尽きない。4.利益の程度が大きい。5.人や物事に対する心入れの程度が大きい。また,信頼などを受ける程度が大きい。

うすい [薄い][形]1.物の両面の間の幅が小さい。厚さが小さい。(ア)板状のものの両面の間の幅が小さい。(イ)層状・膜状のものの幅が小さい。2.《「…層が薄い」の形で》そのような人が少ない意を表す。3.利益の程度が小さい。4.人や物事に対する心入れや関わりの程度が小さい。また,信頼などを受ける程度が小さい。5.密度や濃度が小さい。6.色合いや味付けなどから受ける印象や刺激が小さい。あっさりしている。淡い。

あつい [暑い][形]気温や体全体で感じる温度が,適温より高いと感じる。

あつい [熱い][形]1.物質の温度が自分の体温より著しく高いと感じる。2.体や体の一部が,普通より高い熱をもっていると感じる。体温が高いと感じる。3.感動・興奮・熱中などのために,体や心が燃え,情熱がわきたつように感じられる。4.二人の間に恋愛感情が高まっている。

ねつ [熱]1.あつさを感じさせるもの。2.平常より高くなった体温。3.ある物事に打ち込むこと。夢中になること。
[熱に浮かされる]1.高熱のために意識がはっきりせず,うわごとを言う。2.夢中になって理性を失う。

ねつぞう [捏造][名・他サ変]実際にはない事柄を事実であるかのようにつくり上げること。でっちあげること。